【2022年1月7日の茨城新聞で、当店の焙煎スタッフ佐々木をご紹介いただきました】

▼2022-01-07

【2022年1月7日の茨城新聞で、当店の焙煎スタッフ佐々木をご紹介いただきました】

こんばんは!キャミオです。
今日は2022年初営業日。
ご来店ありがとうございました!

さて、1月7日の茨城新聞にて当店の焙煎スタッフ佐々木をご紹介いただきました。貴重な機会をありがとうございました。

キャミオのコーヒー豆を焙煎してくれているスタッフの佐々木ですが、実は、もともと航空操縦学専攻、アメリカでも学びながらパイロットを目指していました。

就活中、自分と向き合いながら、パイロットにはならない道を選び、これからの人生で自分には何ができるのか、と模索していたところで、キャミオに来店。

スタッフえりかさんの幼馴染でもあり、私も、彼が小学生のころから知っていたので、久しぶり、と声をかけて、思いがけず再会したのでした。

彼は、キャミオで少しずつコーヒーを飲みはじめました。もしかしたら仕事としても楽しいと感じてくれるかもしれない!と声をかけ、焙煎機を触る様になりました。

それまでは、彼にとってコーヒーは、「たまに飲む苦い飲み物」。 

「コーヒーって、正直生活に必要ないですよね?」

高校生の時からコーヒーばかり飲んできた私とっては、コーヒーは生活になくてはならない飲み物だったので、はじめに彼から出たその言葉は衝撃でした。笑

しかし、コーヒーは嗜好品ですから、
その通り!まさに本質をとらえてるなと思いました。

彼のコーヒー熱は冷めるどころか、どんどんヒートアップして、1か月もしないうちに彼はますますコーヒーを追求する世界に夢中になっていました。

11月には、SCAJ(ワールドスペシャリティコーヒーカンファレンス)へ関東の焙煎士チームの一人として出場し、審査員賞第2位を獲得。

コーヒーをもっと知りたい。

キャミオのために頑張りたい。

彼の想いは少しずつお客様にも伝わっていくようになり、

今では「誠也くんのおかげでブラックの違いがわかるようになって、コーヒーが楽しくなりました。」と教えてくださるお客様もいます。

スタッフにも、そしてお客様にも、それぞれがそれぞれにストーリーがあります。

その、ストーリーこそが、唯一無二の、その人にしかない素晴らしいもので、

カフェって、そのストーリーの途中を、ちらり、とお互いに垣間見る機会が自然と与えられる場所で、やっぱりそこがいいんだよな〜と思います。

生きている限り、完成したストーリーはひとつとしてなく、皆が道の途中です。

わたしも、佐々木も、他のスタッフも、お客様も、同じ空間にいるということは、道の途中「今」を共有している、ということ。

当たり前のことなんですが、毎日を皆様と、ありのままの「今」を共有し、成長していけることは、毎日一緒にいる家族がもうひとつあるような、幸せなことで、だから私はカフェを始めたんだなぁ…そう思いました。

長くなりましたが、改めて、佐々木をはじめとした素敵なスタッフの皆に、
いつも応援いただいている皆様に感謝申し上げます。

ありがとうございます。

店長 直井

Photo credit @misato.yoshinari

– posted by @cameocoffeecompany